現代の日本を舞台にした、ファンタジーをつくること。
苦難の世界に産まれてきた日本の子どもたち、未来に向かって、生きてゆく激しい情熱を燃やして、
この世を変えてやるんだ!というような、肩をいからせて、大人を喝破していけるような
そんなきっかけづくりが可能な作品が出来れば!と、そういう野心をもってこの作品をつくっています。
「嫌な事」 「嫌な時間」を引き受け、人生を生きること。
「世界は祝福されてはいないが、己の手を汚すことでしか現状は打開不可能である」
そんな「物語」をつむいで子どもたちに伝えたい。否、皆に伝えたい。
伝わらなくてもいいけど伝えなければならない。
『めめめのくらげ』プロジェクトは、1本の映画作品に留まらない
大きなプロジェクトとして起動しはじめています。
村上隆