ぴあ Movie Special 2013 Spring
「アーティスト・村上隆が映画で伝えたかったこと」

映画製作において村上が少年時代に影響を受けたものや、アートの現場との違いについて語っています。

※以下、一部引用

「幼少時に見た水木しげる原作の『悪魔くん』や『河童の三平』などの東映の特撮ものや、『ウルトラマン』の実相寺昭雄監督の回などを意識しました。水木しげるや、『ウルトラマン』脚本家の金城哲夫のように、戦争で厳しい体験をして、日本とは何か?国家とは? 戦争とは? という大きなテーマを抱えて、子供向けのエンターテインメントに昇華していったものを僕は子供時代に見てきたわけです。

そして、そういう切実な不安感、焦燥感が、今のオタクカルチャーの礎にもなっています。オタクはどうして生まれてきたのか。オタクを理解することで、世界の未来を俯瞰することが出来る。僕はそう思って、オタクを自己相対化する作品を作って来ましたが、今回はその映画版と言えます」