DRESS 5月号 「今月のひと PEOPLE 現代美術家、映画監督 村上隆」

震災後の日本を舞台にした理由や映画に込めたメッセージを語っています。

※以下、一部引用

「僕にとってのファンタジーとは、この世のリアリズムを子供たちが哲学的に受容するためのひとつのきっかけ。『星の王子さま』も『ホビットの冒険』も、児童文学の根底にあるのは、作者たちの戦争体験。皮肉なことに不条理なこの世の体験が子供への強固なメッセージを創りあげるのです。震災 以降の閉塞感と欺瞞に満ちた今の世の中を行き抜くためにも、現代日本人の子どもたちに向けたファンタジーを創る意味を強く感じています」