SESAMI 5月号 「Special Interview 村上隆」
震災後の日本を舞台にした理由や子どもたちとの関連性について語っています。
劇中に登場する「ふれんど」がビジュアル満載で掲載されています。
※以下、一部引用
映画に出てくる「ふれんど」は子どもたちのフラストレーションが具現化したもの。「絶望」の象徴でもあります。いま絶望を抱えている子はたくさんいると思いますが、その存在によって救われる子もいる。絶望を抱いている子が自分のほかにもたくさんいるということに気がつくことで新しい一歩が踏み出せるかもしれない。
それから僕は、子どもにとって自分だけにしか見えない妖怪的な存在は必要だと思っているんです。それがどんな形相でどんなキャラを持っているのか、想像することは自分を見つめることでもあるわけで。『めめめのくらげ』を観た子が、自分の「ふれんど」探しをしてくれるといい。