2011/08/08

いよいよクランクイン初日。緊張感ではちきれそう、、、というか眠すぎて思考停止です。西村さんにおんぶにだっこで、任せきり、、、なのに、自分のコンディション、現場のペースに合わせるだけでも一苦労。でも、スタッフの皆さんは本当にくるくる働いてくれてて、アート業界が如何に怠慢ぶっこいてるかわかってしまった、初日なのです。

そして、段取りが優先して、ストーリーの流れはあっち行ったりこっち行ったりで頭がこんがらがってしまいました。千葉の現場はものすごい日差し。2時間ほどで肌が出てるところは真っ黒になってしまいました。さて、いよいよ『めめめのくらげ』の世界が走り始めました!

右から監督補の西村喜廣さん @ni4yo4
「めめめ~」企画のある意味発起人。脚本から絵コンテ、現場監督全部やっております。ちなみに、西村さんの新作『ヘルドライバー』 が上映されていました。(8月19日まで銀座シネパトスにて)
中央 助監督の塩崎遵さん @juns610
通称「シオちゃん」彼が現場の全ての調整を行っています。この写真だとバリバリの業界人ですが、繊細な心と恫喝も辞さない現場への厳しさを持つ、、、業界人、、、でした。

クランクイン初日。全てのお弁当に手描きのお祝いが書かれていました。嬉しかったのでこの紙、とっておいてます。

初日から高所での撮影中の長野泰隆さん。 はっきり言って、高所好き。

僕もカメラの前で写真を撮ってもらいました。
ムービーカメラ、かっこよす。

演出部 助監督セカンド、宮田豊大さん。
役者さんたちへの細かな演出、全体の構成などを司っております。キャップが毎日変わります。千葉から移動して、夕方は東京都内のスタジオで撮影。初日から飛ばしてます。そのスタジオにて撮影しました。

2011/08/04

『めめめのくらげ』撮影クランクインを控えてのオールスタッフミーティングには、100名を超えるキャスト、撮影スタッフ等が集結し、この作品制作への士気の確認をした。 この企画の発端は「ヘルドライバー」の監督、西村喜廣さんに誘われて実写作品を造ってゆくことになった「めめめのくらげ」は10年前に、フルCGアニメーション作品の企画として誕生し絵画作品、彫刻作品ででも、発表してきたタイトルだ。

絵画作品
「Jellyfish Eyes-MAX & Shimon in the Strange Forest」2004

彫刻作品
「Jellyfish Eyes - TATSUYA」2004, 「Jellyfish Eyes - MAX & SHIMON」2004,「Jellyfish Eyes - SAKI」2004
作品タイトル(左〜右へ)

なので、本当はアニメーション企画で完成させようとしていた。この実写企画は当初、「こどものものどこ」という回文のタイトルのオリジナル企画で進めていたが、わずか半年でオリジナル企画の作品世界観を構築するには無理があり、故に、えいや!と、10年、温めていた『めめめのくらげ』の設定全てをタイトルと共にこの実写作品に使おうと決めた。そんな作品の船出の日。それが8月4日だった。

風水師のYU先生が、『めめめのくらげ』撮影安全祈願のための御祈祷のために台湾からやって来て下さった。

御祈祷の時間を待つスタッフ。

photo Murakami
約100人もの方々に、お忙しいなかセレモニーに来て頂き、
感謝しております。

御祈祷&シナリオ読み合わせ終了後、平和台のパバーンスタジオに移動して、撮影の打ち合わせ。左はVFXの鹿角剛司さん(STUDIO BUCKHORN)。右は特殊撮影の田中清隆さん。

パバーンでの打ち合わせの風景。
いちばん右端はアクションのカラサワイサオさん(ZERO'S)。

左、撮影監督の長野泰隆さん、右、照明監督の児玉淳さん。