2011/08/20
とにかく、天気!天気が最重要です!
台湾の風水の先生、YU先生に雲のコンディションを整えていただいてなんとか今までの工程では取り漏らしはわずか数カット。でも、これからも、いろいろ学園祭シーンとかあるし、晴れてほしい。YU先生!!どうぞ、よろしくお願い致します。
田園風景を撮映、、、。。。わしは「裸の大将」状態です。
でも少し、この撮影に入って、体重減りました。。
『めめめのくらげ』のwebの宮崎真衣(KK)。
現場まで押しかけて細かく調整せねば仕上がらないという非常事態。
左、照明部の金城和樹さん(AKA「よっち」)と右 三浦大輔さん(AKA「だいちゃん」)。ギリギリまで画面造りにごだわってくれています。
ヘアメイク助手の田鍋知佳ですさん。
ベースと現場を走りまわってキャストさんの顔周り、ベストコンディションを整えてくれます。
居眠り運転多発中につき台湾から風水師のYU先生が再び来日。3日間ご祈祷して下さいました。制作の齋藤さんは時間をかけて気を調整中。
2011/08/19
映画の世界のマジックワールドを、夢の世界のように仰ぎみてきたガキの頃。スターログやシネフィックス、次々に出版される特殊撮影系のムック本を見ては日本とアメリカの特殊撮影の現場の格差を感じていた、って、別に僕自身がプロでもないのだけれども。
ちょうど、マイケル・ジャクソンのスリラーが大流行してて、CGがまだまだ出てきていない頃。リックベーカーやロブボッディンがスペシャルメイクのスターでトム・サヴィーニのグランドイリュージョンを友人皆が一家に一冊持ってたあの頃。顔に傷跡をつけたり、ギミックの入った造形物を人力、電動で動かしたりモーションコントローラーで止まっているモデルをさも猛スピードで宇宙空間を駆け抜けるように、1コマ1コマ、フィルムに焼き付けるジョン・ダイクストラの世界に憧れていた。
そして、ルーカスがILMを造って、スタンウェストンやデジタルドメインやWETAがあって、、、。。。今はもう、何でもかんでもCGだし、ハリウッドと日本の特殊効果の差がはっきり出過ぎててどうにもこうにも身動きがとれない状態、、、に、見える。
日本が世界に出てゆける「これは見たことがない!」と言えるようなとんでもないショットを作れるアイディアを探し出せさえすれば、いまだって何とか出来るはずだ。きっとどこかに抜け道がある。デル・トロだって「パンズラビリンス」をイタリアで撮ったじゃないか!日本でしか出来なくて、世界の人々が待ち望んでいる表現が!それを探しださねば!絶対にある。どこかにヒントが!!!
僕はアートの世界で、その抜け道探しをやってきた。
この作品を作り始める前は、あえて、特殊撮影の世界のことは考えないようにしていた。だって、悔しいだけだから。それに関係なかったから。でも、今、やにわに、当事者になってしまった。
ガキの頃に夢見た世界にまい戻された。
なんとか、いいアイディアを見つけ出したい!!!
録音部の加唐学さん。「飛行機通過お待ちください!」
撮影現場での、めめめノベルティーデザインをする菊池信哉(画像左端)。
そして渡辺は、予定表を朝一で書きなさいっ!
(それがカイカイキキに修行した者のルールなのです!)
photo Taka Koike
カメラマン
松井康一郎さん。
今回の従軍カメラマンは自主参加です!!ヴェルサイユでも撮影して頂きました。
フランス語はペラペラです。
2011/08/18
渡良瀬橋付近のロケセットでの撮影最終日。
撮り切らねばの気迫が現場を覆う。「あい、よぉ~ぉ~。アイッ!」西村さんのカチンコの声が断続的にセット内に響く。僕はひたすらセット内の小物調整。焦った現場をいらいらさせてしまいました。すみません。
助監督セカンド 小坂志宝さん。
『めめめのくらげ』では脚本協力でもクレジットされています。
現場をグイグイ!攻めてます!(西村談)
この日は弁当との+αで、そうめんが出ました。
左から助監督サード岸田雅喜さん。
通称「キッシー」と小道具の「おでんちゃん」。
映画では監督の名前を冠にして◯◯組と呼称します。
なので『めめめのくらげ』は村上組。スタッフ記念撮影用の看板です。
照明ディレクターの児玉淳さん(左)と通称「だいちゃん」の三浦大輔さん。
児玉さんは5月に結婚された新婚さんです。
アクション指導!……ではなくスタッフ同士のジャレあいのようです。