2011/09/05

クランクアップまで今日も含めてあと3日。
お寺のお墓での撮影です。今日はたくさんのキャストが居て大騒ぎを収めるのが一苦労。

とにかく、大掛かり。一回に最低50人もの人間が働きます。
こうした現場をオーガナイズし続けるのも「制作」さんたちのお仕事。

制作の齋藤さん。
次の日の香盤表のドラフト制作、、、かな?

お寺でのロケ。

地震で灯篭が倒れたまま。

お墓。「ゲゲゲの鬼太郎」チックです。

メイク、助っ人の渡辺順子さん。

美術部さん、小道具さんらと、撮影前に映る現場のコンディションの整え。

枯葉を集めて、、、そして、巻きます。

特殊撮影用のお地蔵さんの仕込み作業中。

台風が去りきっておらずにものすごい湿気。暑いです。

台風の尾を引いているために、雲の流れも気まぐれです。
「天空」チェックにも時間がかかる1日でした。

リモコンでピントを合わせる。
いくつもの遠近を手動で合わせてゆく。
テクノロジーが発展しても、勘が頼りの芸術です。

着ぐるみから出てきた、ゼロスの山中アラタさん。
「元気一発、おみずぅ~!」

photo Murakami
お寺のポスター。『めめめのくらげ』は、こういう世界観のジュブナイル!!です。

photo Murakami
俺も昔は子供だった、、、頃を思い出し、主人公たちと旅に出ています。

2011/09/04

グリーンバック3日目。
現場は筆舌を尽くしがたい辛さが蔓延。1日に数十カット、撮りあげねばならない。カメラマンの長野さんは一時の休憩も無い。一瞬も無い。ほんとに無い。 西村さんはどんどんシーンを、カットを割ってゆく。演出チームは役者にそれを噛み砕いて伝達し、かつ、進行の時間に気を配り、かつ、現場全部のコンディションに激を飛ばし、、、。。。各パートが機械仕掛けのように動き続ける。

photo Murakami
三芳工場を毎朝6:00に出発するが、ちょうどその頃ハスが咲く時間なのです。

ケーブル群。

キャラクターを大量にデザインせねばならない…

それらのキャラクターを立体造形せねばならない、、、造形工房「ヒゲめがね」スタッフ 左 大竹千明さん,真ん中 ヒゲめがねこと石野大雅さん、右 中嶋歩さん。
早速、CGに落としこむための、主人公くりちゃーの表情集を粘土で作り始めなきゃ!って、現場で作業開始!

今日も嬉しい、あったかいケータリングのランチ。

造形チーム、スタントチームの喫煙所での談笑。
「着心地はどうですか?」「重いよ、重い!!」

宣伝ポスター用の撮影の会議がグリーンバックのシーン壁わりの間に行われました。

麦茶を飲む用のコップに日頃の鬱積が…。。。
とにかく、みなさん、ねむい、、、のです。

左スタイリスト大隅麻奈美さん
右ヒゲめがねスタッフ中嶋歩さん
現場で初めて出会った人たちも、1ヶ月の撮影で「仲間!」に!!
皆で1つの世界を創り上げた誇りと共に!

台風の空は「ラピュタ」の空。
にゅうどうぐもが走ってゆきます。
クランクアップまで、あと4日!!

2011/09/03

撮影も大詰め。
スタッフの皆さんも疲れがたまってきております。それでも遅刻もなく、早朝からの撮影制作現場は1日じゅうくるくると動き続けており、僕らカイカイキキも相当働いてると思ってきましたが上には上がいるもんだ、と感心しております。 夢を紡ぎ出すための人力の極限。本当に尊く、しかし、現場はきついもんです。

埼玉県川口市のスキップシティ。
埼玉県にある会社には優遇処置(レンタル料安い)がある場所。

緑のもじもじの抜けがら2体。
彼らがいないとグリーンバック撮影は成り立たぬ。

装飾の野村さんがなんとなく描いた粕谷さん(おでんちゃん)。

こちらがモデルのおでんちゃん。。。
似顔絵は果たして、、、似ていたのか否か?

西村さん工程表を見ながら日焼けした頭頂部の皮をむく。。。
というか、「終わるのかぁ~」

超ド級特殊レンズ ホアペリスコープをつかっての撮映。

グリーンバックに仕込みをやってます。

スーツアウトの休み時間の山中さん。暑い、重い、くるしい。
いえいえ。スーツアクションの宿命です。そしてその困苦はきっとスクリーンの向こう側に伝わるはずです。

ついに鈴木翔子も現場に来た。
今後のポストプロダクションへの準備の予定表を作りに来たのです。